2015年7月2日

『泥王の帰還』 上下巻セット発売のお知らせ

長編小説『泥王の帰還』(どろおうのきかん)が、上下巻一冊になって発売されました。それにともない、分冊版の価格が、若干改定されています。

Kindle端末をお持ちで、Amazonプライム会員であれば、『泥王の帰還』だけでなく、すべての作品が、月に一冊無料で読むことができるので、どうぞ気軽に、びっくり箱のふたに手をかけるつもりで、お楽しみください。(ロイヤリティーはきちんと作者に還元されるので、ご心配なく)

ちなみに、Amazon Kindle の電子書籍は、各種Kindle端末のほか、スマートフォン、タブレットPC、家庭用PCでも読むことが可能です。

【『泥王の帰還』(上下巻セット)】  URL http://www.amazon.co.jp/dp/B010TM419O/  


【上巻・あらすじ】

ある日をさかいに聴力を失った11歳の奥津亮太は、動物園のオランウータンに謎めいた言葉をかけられる。『余計な味つけをしない、期待に応えることを優先しない、そして完成を急ぎすぎない』と。彼はいくつかの未解決の事件を抱えたまま成長を遂げ、絵の勉強をするために故郷の姫路から上京する。そこで差し迫った自身の危機を告げられる謎めいた予言が降ってかかり―。 


【下巻・あらすじ】


フルフェイスの男から謎めいた物語を受け取った亮太は、故郷の姫路へとその足で帰郷し、14歳に成長した蟻川琴音と再会を果たす。蟻川先生を交えての家族会議が開かれ、そこで亮太は、琴音の祖母と自身の祖父とのつながりを知ることになる。物語の原稿を手がかりに、亮太と琴音は森の奥深く「街でないところ」に向かうのだが―。


【原稿用紙換算500枚 文庫本換算360ページ(38文字×16行) 約182千字】